地域のはなし～蚕糸の森公園～

東京メトロ丸ノ内線 東高円寺駅の目の前、青梅街道沿いにある区立公園『蚕糸の森公園』（さんしのもりこうえん）。

1980年に茨城県つくば市へ移転した農林水産省の蚕糸試験場の跡地を整備し、公園として利用されています。

歴史

もともとこの場所には養蚕の研究をするための施設がありました。

当時杉並区内には防災公園が少なかったこともあり、研究所の跡地は高い防災機能を備え、しかも福祉に役立つ施設を作ることになりました。そこで樹木スプリンクラーや応急水槽、備蓄倉庫等を備えた防災公園として整備し、敷地内にはその他に小学校が作られました。＊隣接する杉並第十小学校とは運動場を共有しています

園内

公園の案内図がこちら↓

小学校と共有している運動場を中心に、地図の右側に公園設備が、左側に主に小学校の施設が並んでいます。

上の案内図の❶のところ（●現在地と書いてあるところ）が公園の主出入口。

入り口～遊びの広場・つどいの広場

青梅街道に面した主出入口の門と入ってすぐの公園事務所。こちらは研究所時代の旧正門と旧守衛所をそのままの形で残しています。

いこいの広場

大滝の奥にあるのが芝生の丘と池のある、いこいの広場。

右側に一面の芝生に覆われたなだらかな丘、左側には小さな川と池があります。

芝生の丘では天気の良い日などにはピクニックを楽しむ方もいらっしゃいます。＊ペットを連れて入ることはできません

大滝の裏にある岩場から始まる水の流れは幅を広げて下流へと流れていき、池へ注ぎ込んでいます。

池の周りは遊歩道になっていて、のんびりと散策が楽しめます。疲れたらあちこちに設置されているベンチや、池のほとりのあづまや等でほっと一息つくのも良いですね。

スポーツ広場

杉並第十小学校と共用の運動場。校庭を兼ねているため、利用できる曜日、時間帯が限られています。

温水プール

杉並第十小学校の温水プールは一般開放されています。

下記のサイトもご覧ください↓