高円寺駅のすぐ近くにある、高円寺氷川神社。旧高円寺村(現在の高円寺駅の東側辺り)の鎮守様です。*氷川神社は埼玉・東京を中心として約280社程ある神社です。土地の名前+氷川神社と呼ばれることが多く、こちらは『高円寺氷川神社』と呼ばれています
末社として敷地内に『気象神社』があります。気象に関わる神社は日本でここだけだそうで、テレビや雑誌等でよく取り上げられ、杉並区内でも有名な寺社のうちの一つです。
高円寺駅南口前のロータリーを超えて、南東へ坂を下った途中にあります。黒い大きな鳥居が目印。
*坂を下った先には、高円寺の地名の由来でもある宿鳳山高円寺があります
高円寺氷川神社
高円寺氷川神社
所在:東京都杉並区高円寺南4-44-19
御祭神:素盞嗚尊(すさのおのみこと)
御由緒:社伝等でいくつか起源が伝えられていますが、資料が消失してしまっているそうで、詳細は不明。
言い伝えによると天文年間の、宿鳳山高円寺と同じころに建てられた神社のようです。*高円寺は弘治元年(1555年)の創建
毎年6月1日(気象記念日)に例大祭が行われます。
末社
気象神社
門を入って左手に気象神社があります。
気象神社
- 所在:東京都杉並区高円寺南4-44-19
- 御祭神:八意志兼命(やごころおもいかねのみこと) *八意思兼命とも書かれるようです
- 御由緒:1944年4月杉並区馬橋地区にあった大日本帝国軍の陸軍気象部の構内に造成されました。この神社の前で陸軍の気象観測員が気象予報の的中を祈願したそうです。戦後、GHQの神道指令により、公的機関にあったこの神社も撤去される予定でしたが、調査に漏れたため存続し、その後高円寺氷川神社へうつされることになりました。1994年(平成6年)に気象予報士制度が始まると受験生の間で存在が知られるようになり、、気象予報士の合格祈願の他、イベント等の快晴祈願等多くの方が参拝に訪れる神社です。
伏見稲荷社・稲荷神社
気象神社の奥にお稲荷様が祀られています。
御朱印・授与品等
月ごとにデザインの変わる御朱印の他、気象神社の下駄の形を模した絵馬、てるてる坊主の形をしたおみくじなども人気です。
お近くにお越しの際は、ぜひぜひ寄ってみてください。
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